「顎が痛くて大きく口を開けられない」
「口を開ける時にカクンと音が鳴る」
「顎が痛くて物が噛めない」
「あくびをしたくても痛みで出来ない」
このようなことでお悩みではないでしょうか?
顎関節症で病院に行くと薬やマウスピースを提案されることが多いと思います。
このような対処で実際に痛みが軽減するという事もあるので、今の痛みを何とかしたいという方はその対処でもいいと思います。
しかし、
「薬やマウスピースをしても一向に変化がない」
「一時的には痛みはなくなったが、マウスピースなどをやめたらまた痛み出した」
当店にはこのようなお悩みを抱えている方が多く来店されます。
なぜ痛みが変わらなかったり、繰り返したりするのでしょうか?
顎関節症は顎だけの問題ではなく、他の問題が関わっているケースがあるのです。
他の問題から来ている場合は、顎だけの対処ではどんなに治療を受けても変わらなかったり繰り返したりするのです。
逆にその問題を解決すれば、繰り返す可能性は低くなるのです。
今回は顎関節症の本当の原因と対処法についてお話をしていきます。
顎関節症とは?
顎関節症とは、口を開けたり閉じたりするときに顎の関節自体に痛みが走ったり、物を噛むときに使う咀嚼筋(そしゃくきん)という筋肉に痛みが走ったり動きにくくなったりすることの総称です。
顎関節症の症状にも軽いものから重いものまで様々な症状があります。
軽い症状だと、あくびやカラオケの最中に口を開けたら顎の関節がパキッと音がなったり、痛みが走ったりする程度でしばらくすると治まります。
しかし重い症状の場合は、口を開ける時に音が鳴るだけでなく、口を開けたり閉じたりするのが困難で、食事もできないなどの日常生活にも支障がきたしてしまいます。
症状が軽いといっても油断は禁物です。
そのまま放置していると数か月後に悪化してしまい、手術の可能性まで出てきてしまいます。
顎関節症は年齢・性別に関係なく起こる症状ですが、年代で言えば20~30代に多いと言われていますが、最近では10代から顎関節症に悩まされている人も少なくはありません。
男女比は女性のほうが男性に比べて約3倍と言われています。
女性は男性に比べ靭帯が柔らかく伸びやすい性質のため、噛み合わせが悪くなったり食いしばる癖がつきやすいと言われているからです。
顎関節症の一般的に言われている原因
1. 歯ぎしりや食いしばり
顎関節症でお悩みの方の多くが歯ぎしりや食いしばりをする癖があると言われています。
歯ぎしりや食いしばりが癖になるのはそれぞれ原因があります。
せっかちで短気なタイプでイライラしてしまう人はこの癖になることが多いと言われています。
また、神経質で何でも完璧にこなしたいという人も起こりやすいと言えます。
自分では気付きにくい部分ではありますので、時々チェックをすると良いでしょう。
2. ストレスや緊張
先程挙げた歯ぎしりや食いしばりは、過度のストレスや緊張が原因の場合もあります。
ストレスや緊張状態が続くと、無意識にストレスを発散させようと歯ぎしりや食いしばりをしてしまうという方がいます。
まずはストレスや緊張を抱えていないかを自分で確認しましょう。
3. 噛み合わせ
歯の噛み合わせが悪いことでも顎関節症を引き起こします。
噛み合わせが悪いと食べ物を噛むときに左右でズレが生じてしまうので、徐々に顎の骨もズレてきてしまいます。
その結果炎症が起きてしまい、顎関節症へと繋がってしまいます。
歯の治療によって詰め物をしたり、歯を削ったりすることで噛み合わせが悪くなってしまう事もあります。
顎関節症の意外な3つの原因とは?
先程挙げた原因は一般的にインターネットや本などで出てくるものです。
しかし、顎関節症には他の原因も考えられます。
今からはその原因についてお話をしていきます。
1. 骨格の歪み
顎関節症と骨格の歪みって何か関係あるの?と思うかもしれません。
しかし、姿勢が悪かったり疲労が悪かったりしてしまうと体の土台が崩れてしまいます。
骨格の歪みは骨盤や背骨だけでなく、足首や頭蓋骨など様々な所へ出てしまいます。
顎関節もその一つですが、顎関節症だから顎の調整をすればいいわけではないのです。
人間の体はバランスが崩れると、形や姿勢を変えて補っていくので骨盤や背骨など全体に問題が起こっているのです。
顎関節症は積み重ねた結果そこに痛みが出てしまっただけなので、全体のバランスを整えていくことが大事になります。
仮に顎関節だけを調整していると、痛みは一時的になくなっても再発の可能性は高いので、普段の姿勢やバランスを悪くしているとなかなか良くならないということにも繋がります。
2. 自律神経の乱れ
先程もお話をした原因で歯ぎしりや食いしばりは、実は自律神経の乱れから来ている可能性があります。
・普段周りに気を使ってばかりいる
・忙しくてストレスが溜まっている
・自分の好きなことを我慢している
など様々な所から人はストレスを感じてしまいます。
すると、自律神経の一つでもある交感神経が強く働くので筋肉は緊張状態になってしまいます。
また、睡眠不足などからも同じ現象が起こるため、自律神経のバランスが悪くなると顎関節症になってしまう危険があります。
交感神経が優位に働くと筋肉が緊張してしまい、関節の動きが悪くなり負担を大きくかけてしまいます。
顎関節症でお悩みの方の多くが、ストレスや睡眠不足など興奮状態になる環境で過ごしているのです。
3. 日常生活の悪い癖
人は生活をしていく中で様々な癖をつけてしまいます。
例えば
・物を噛む方向がいつも同じ
・首に合っていない枕を使っている
・せんべいなど固い食べ物をよく食べる
・ごはんを一度にたくさん口に含んでしまう
などは顎関節に負担をかけてしまい痛めやすい行動なのです。
他にもいろいろと考えられますが、日常生活を見直すというのは大事な要素になります。
病院での対処法
顎関節症の治療で最も多いのがマウスピースを使っての噛み合わせの改善と薬物療法です。
マウスピースは、歯の上にかぶせる透明のもので、装着していて痛みを感じたり、目立つということは少ないです。
そして、虫歯などの歯の問題で噛み合わせが悪くなっていたりする場合は歯の問題に合わせた治療を行います。
それでも良くならない場合は手術という選択肢も提案されます。
手術で多いのが、顎の関節腔という部分を洗浄する方法です。
関節腔の中には関節液というものがあり、動きを滑らかにするための役割をしていますが、何かしらの影響でうまく機能しなくなったりすることで顎関節症を引き起こします。
手術でその部分を洗浄して綺麗にすることで症状を改善させていきます。
しかし、手術にはリスクもあるので最後の手段にとっておいた方が良いでしょう。
当店での対処法
整体屋ぎんでは顎関節症のお客様も多く来店されています。
当店の施術法は
・骨格の歪み
・血液循環の調整
・自律神経の調整
この3つを行っていきます。
顎の痛みだけに注目するのではなく、他の問題は何が起きているのかなど細かく検査をしていき、一番問題になっている所から施術を行っていきます。
顎関節症の人の多くが、首の痛みや肩こり、ひどい場合は頭痛や吐き気をひいき起こしています。
顎関節症で病院に行っても改善しないと「一生このまま治らないのかな?」と思ってしまうかもしれませんが、一度当店や近くの整体などを受けてみると良いと思います。
まとめ
顎関節症の意外な原因と対処法はいかがでしたか?
顎関節症の痛みは一時的に抑えることが出来ても再発しやすいものです。
その場の対処ではなく、根本的な原因から対処して再発しないようにすることが一番だと思います。
なかなか良くならず不安になっている方のお力になれればと思っています。
もし顎関節症でお困りであれば当店に一度お問い合わせください。
この記事を投稿した人
代表 桑原 聡
高校時代、腰の不調から足の痺れや痛みに悩んだ経験があります。
その経験を活かして同じように悩んでいる人の手助けをしたいと色々な技術を学びました。
もしあなたが辛い症状で困っているのであれば、ぜひ私に相談ください。
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