「あなたはタバコを吸いますか?」
「あなたの周りにタバコを吸っている人はいますか?」
「百害あって一利なし」たばこは吸っている人にも吸わない人にも害があるといいますよね。
実はこのタバコが腰痛の原因になる可能性があるんです。
今回はそんなたばこと腰痛の関係についてお話します。
〈目次〉
1:たばこに含まれる三大有害物質とは?
2:たばこによる体への影響
3:腰痛とたばこ
たばこに含まれる三大有害物質とは?
たばこの煙には200種類以上の有害物質に加え、50種類以上の発がん性物質が含まれています。
中でも「ニコチン」「タール」「一酸化炭素」は三大有害物質とも呼ばれています。
ニコチン
ニコチンには強い依存性があります。
あおの依存性はヘロインやコカインなどよりも強いと言われているんです。
「イライラしてタバコを吸うと落ち着く」などという事を聞いたことはありませんか?
これは体の中のニコチンが切れてしまったことによるイライラ何です。
この症状が出ている人は「ニコチン依存症」の可能性があります。
そしてニコチンは血小板をべたつかせる働きがあります。
血小板とは血液成分の一つで、ケガをした時に出血を止めたり、血管内が傷ついた時にも働きます。
血小板はもともと粘着性の高い物質のためお互いに引っ付きやすく、そこにニコチンが加わることで更に引っ付きやすくなってしまうのです。
もともと小さな血小板ですが、それが引っ付いて2倍、3倍と大きくなることで大きな血栓になってしまうのです。
血栓は血流を悪くする原因になり、それによって脳梗塞や心筋梗塞を引き起こします。
タール
タールは、タバコの葉に含まれる有害物質が熱により分解され、結合した4000種類もの化学物質の結合体です。
4000種類のうち200種類以上が有害物質で発がん性物質や発がん促進物質などが含まれています。
そしてタールは粘質性の液体であるため、禁煙しても何年も肺に残り体に悪影響を及ぼすのです。
一酸化炭素
一酸化炭素は燃料用のガスや木炭などの不完全燃焼によって生じる気体です。
血液の中にあるヘモグロビンと呼ばれる物質に結合して、機能を低下させてしまうのです。
ヘモグロビンは肺から酸素を全身へ運ぶ役割があります。
しかし、一酸化炭素が結合する力は酸素の200~250倍とも言われ、体が酸欠状態になってしまうのです。
よく、火事の時に「姿勢を低くして煙を吸い込まないように」と言われるのも一酸化炭素中毒によって死に至る危険があるためです。
そして、たばこ1本に含まれる一酸化炭素の量は致死量の20分の1と言われています。
たばこによる体への影響
たばこにどんな危険な物質が入っているかお分かり頂けましたか?
では実際どんな影響が体に現れてくるのかを見ていきましょう。
1、 寿命
タバコを吸っている人と吸っていない人では寿命が10年変わってくるとも言われています。
あるデータでの70歳の時点での生存率が、吸っていない人が72パーセントだったのに対し、吸っている人の生存率は58パーセントと23パーセントも低いのです。
「禁煙」が頭をよぎった人もいるかもしれませんが「でも今更禁煙しても間に合わないし…」なんて言葉が聞こえてきそうですね。
実は禁煙によって35歳で10年、40歳で9年、50歳で6年、60歳でも3年の寿命が取り戻せるんです。
10年もあれば何だって好きなことが出来ます。
あなたの周りの人も1秒でも長くあなた笑って過ごしたいと思っていますよ。
2、 美容
たばこを吸い続けることで、肌の張りが無くなり顔のしわが深く刻まれます。
このような顔を「スモーカーズフェイス」といいます。
他にも
・目じりや上唇のしわ
・まぶたのたるみ
・頬がこける
・二重あご
・くま
・ほうれい線
・歯肉の黒ずみ
・肌トラブル
・口臭
など様々なことが起こってしまうのです。
これはタバコに含まれる有害物質によって女性ホルモンの働きや、細胞の生成が上手く行われない為です。
それに加え、若返りに必要なビタミン類が老化を食い止める方に使われてしまいます。
どんなにアンチエイジングとお肌のケアを頑張ってもタバコを吸っていては意味がないんです。
3、 病気の原因
たばこには50種類以上の発がん性物質が含まれており、ガンになりやすくなります。
それに加え、脳卒中や心筋梗塞などのリスクも高まります。
女性では、妊娠や出産にまで影響を及ぼしてしまいます。
4、 周りの人への影響
タバコを吸っている人に影響があるのはもちろんですが、吸っていない人にも影響があるのがたばこの危険な所です。
たばこの煙には、吸っている人に直接入っていく「主流煙」とたばこの先から出る「副流煙」があります。
実はこの副流煙の方が有害って知っていましたか?
副流煙は主流煙に比べて、ニコチンが2.8倍、タールが3・4倍、一酸化炭素が4.7倍も含まれているんです。
吸っていない人の方が害が及びやすいなんておかしいですね。
「ちゃんと人に迷惑をかけない所で吸っているし」と言われる人もいるかと思います。
しかし、煙が無くなった後でも衣服やカーペット、髪の毛に有害物質が残ることで、それを吸引して害が及ぶこともあるんです。
腰痛とたばこ
では、たばこは腰痛とどんな関係があるのでしょうか?
ポイントは「筋肉の硬さ」と「椎間板の老化」です。
筋肉の硬さ
腰の痛みの原因は筋肉の硬さにあります。
ではなぜ筋肉は硬くなるのでしょう?
タバコを吸っていると、ニコチンや一酸化炭素の影響によって血流の流れが悪くなってしまいます。
血流が悪くなることで、酸素や栄養が筋肉に行き渡らず、乳酸などの老廃物が溜まりやすくなってしまうのです。
これにより筋肉は硬くなり、硬くなった筋肉が骨を引っ張ることで更に血流が悪化して筋肉が硬くなってしまうのです。
このような悪循環が繰り返されることによって身体が限界を超えてしまい、腰痛が起きてしまうのです。
椎間板の老化
私たちの背骨は積み木のような骨が積み重なって出来ています。
その骨と骨の間にあるのが椎間板と呼ばれるクッションです。
椎間板は周りの血管から栄養などを受けとっているため、たばこによって血流が悪くなることで椎間板が老化してしまうのです。
加えて、たばこによって体内のビタミンCが不足してしまいます。
椎間板はコラーゲンで出来ているため、ビタミンCが不足することで老化が加速してしまうのです。
椎間板は老化してしまう事により、クッションの役割が失われます。
それによって、椎間板ヘルニアや、脊柱管狭窄症、腰椎分離症などを引き起こしやすくなってしまうのです。
まとめ
たばこは想像以上に私たちの体に沢山の悪影響があることが分かったと思います。
タバコを吸っている人にとって禁煙はたやすい事ではありません。
しかし、取り戻した10年であなたは何だってできます。
あなたの周りの人たちもあなたと笑顔で過ごしたいと思っています。
取り戻した10年、腰痛にも悩まされることなく一緒に笑って毎日を過ごしませんか?
そのためにも禁煙に加え、体をケアすることはとても大切です。
整体屋ぎんでは、血液循環・歪み改善整体という技法を使って施術を行っていきます。
骨格の矯正だけでなく、体全体の血流から改善していく事で、根本の原因から改善していきます。
また、当店は一宮唯一の高濃度酸素オイルを使い、血液の循環に対してもアプローチしていきます。
酸素オイルはオイルの中に高濃度の酸素が含まれており、それを皮膚から体内へ直接取り込むことができるのです。
取り込まれた酸素によって乳酸が分解され、筋肉が柔らかくなって血流が上がることで、痛みの出にくい身体を作っていくことができます。
もし、腰痛でお悩みの方は、当店にご相談ください。
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この記事を投稿した人
代表 桑原 聡
高校時代、腰の不調から足の痺れや痛みに悩んだ経験があります。
その経験を活かして同じように悩んでいる人の手助けをしたいと色々な技術を学びました。
もしあなたが辛い症状で困っているのであれば、ぜひ私に相談ください。
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