「朝起きたら首が痛くて回らない」
「起きようとしたら首に激痛が走った」
「首の痛みで動くことも辛い」
あなたも一度は寝違いに苦しんだことはありませんか?
私自身も以前寝違いを経験したことがあり、その痛みは本当に辛かったです。
振り向こうとしても痛みで動けない、歯を磨くことも痛くて辛いなど寝違いになると様々な日常生活に支障をきたしてしまいます。
人によっては1年に何回も寝違いを起こすという方もいると思います。
では、寝違いは前もって予防することが出来ないのか?
当店に通うお客様からもこのような質問をよく受けます。
今日はそんな寝違いをあらかじめ予防する方法をお話していきます。
寝違いとはどんな状態なのか?
寝違えとは、一般的によく使われる言葉であなたも一度は聞いたことがあると思います。
しかし、寝違いというのは病名ではなく、寝起きに首や肩などに痛みに激しい痛みがある状態のことを総称して寝違いと言います。
寝違いになってしまうと、
・激しい痛みによって首が全く動かせない
・首が熱っぽい感じがする
・あまりの痛みで日常生活が困難
などの症状を引き起こしてしまいます。
もちろん寝違いだからと言ってすべてがこのような症状が出るとは限りません。
寝違いにも痛みのレベルがあり、軽度のものであれば1~2日程度の違和感で済む場合もありますが、重度の場合だと完治までに1週間~2週間を要する場合もあります。
寝違いの恐ろしいのは、時間が経てば痛みは引いてくるということにあり、そのまま放置していると何度も繰り返してしまうこともあるので要注意です。
寝違いを引き起こす3つの原因とは?
寝違いになってしまう原因と言えば、
寝ている間に不自然な姿勢のままになってしまった
枕が合っていない
疲労が溜まり過ぎている
などと言われていますが、これはあくまでも引き金でしかありません。
寝違いを起こしてしまう本当の原因があります。
1. 血液の循環が悪い
筋肉は血流の良さにより柔軟性を保つための栄養をもらいます。
血液の循環が悪くなってしまうと、徐々に筋肉に栄養が行かなくなってしまうため柔軟性を失ってしまいます。
この結果、筋肉には硬さやコリが出てきてしまいます。
普段から肩こりや首のこりを感じている人は自分でケアをしたり、病院などに行ったりもしていますが、自分は肩こりではないと思っている方は注意が必要です。
実は、寝違いになってしまう方の多くが肩こりや首のこりを感じたことがないのです。
血液の循環を良くしていかないと筋肉の柔軟性はなかなか出てこないので、血液の循環というのはとても重要です。
2. 骨格の歪み
骨格の歪みがあると自分の知らないうちに筋肉に負担をかけていってしまいます。
本来なら筋肉に負担がかかると痛みがすぐに出てくるものですが、人間にはごまかすという機能があります。
例えば、
足を組む
腕を組む
車の運転の時に肘をつく
片足を重心に立つ
同じ方向でカバンを持つ
などの自分にとって楽な動作をすることで、痛みや疲れが出ないようにごまかしているのです。
そのごまかしをしているとその場は楽な感じはしますが、骨格はどんどん悪い癖がついてしまいます。
その結果、肩こりや首のこりに繋がり、寝違いへと繋がってしまいます。
3. 内臓の疲労
内臓の疲労と寝違いは何が関係しているの?と思うかもしれませんが、内臓も非常に強く関係しているのです。
内臓と筋肉は繋がっており、内臓の疲労を起こしてしまうと寝違いになってしまうことがあります。
例えば暴飲暴食やお酒をたくさん飲んでしまったりすると、肝臓が疲労してしまいます。
肝臓は右側の筋肉と強い繋がりがあり、肝臓が疲れると背中や肩の筋肉が硬くなってしまいます。
お酒を飲み過ぎた翌日に寝違いを起こすという方も当店にいらっしゃいます。
脂っこい物を食べ過ぎた時には胆のうの疲労が起こってしまうことで寝違いを起こすこともあります。
このように内臓の疲労からも寝違いは起こりやすいのです。
寝違いにならない為の3つの方法
1. 正しい入浴をして血流を上げる
血液の循環を良くしていくために一番簡単な方法が入浴です。
お湯を溜めるのが面倒くさいなどの理由でシャワーしか入らないという人は特に寝違いの危険性が高くなるので、しっかりとお湯に浸かるということが大事になります。
お湯に入っているという人も実は入浴の方法が間違っている方が非常に多くいます。
まずはお湯の温度です。
お客様の中でも43度ぐらいのお湯に浸かっているという人が多くいますが、この温度は人間にとっては熱すぎるぐらいです。
熱いお湯に浸かると、筋肉が逆に緊張してしまいます。
あなたも熱いお湯に入る時に「熱っ!」と体に力が入った経験はありますよね?
また、人間にはホメオスタシスという体内環境の調整をする機能があります。
夏になれば外気温が高くなることで、体内に熱がこもらないように汗をかく
冬になれば体温を下げないように、筋肉をぶるぶる震わせて熱を作る
などの機能をホメオスタシスと言います。
熱すぎるお湯に入ると、この機能が働くので逆に体を冷やしてしまう可能性があるのです。
そうするとお湯に浸かっていても血流が悪くなる危険があるので、お湯の温度は約38~40度に設定をして15分以上かけてゆっくり浸かるようにしてください。
慣れていないと最初はぬるい感じがありますが、体内の血流はしっかりと上がっていきます。
2. 正しい姿勢で生活をする
先程もお話しましたが、人間は楽をするために自分の姿勢を変えていきます。
しかし、それが逆に負担となって寝違いを起こしてしまいます。
ですので、普段の生活で
・足を組まない
・車の運転時に肘をつかない
・同じ側でカバンを持たない
・長時間同じ姿勢を続けない
などのことに気を付けるようにしましょう。
癖になっていると無意識に足を組んだりしてしまうので、いきなりすべてをやめるという事は難しいと思います。
ですので、もし自分が足を組んでいると思ったら反対で組むようにするなど自分の癖と反対の動きをすることから始めてみましょう。
そうしているうちに自分で気にすることが増えていくので正しい姿勢を身につけることが出来るようになります。
3. 内臓の疲労を溜めない
・暴飲暴食をしない
・深酒をしない
・偏った食事や間食をしない
・睡眠時間をしっかりと確保する
・寝る1時間前には食事をとらない
このようなことに気を付けるようにしましょう。
暴飲暴食や深酒はもちろんですが、食事をしてからすぐに寝てしまうという方もいると思います。
実は食べてからすぐに寝てしまうと内臓には大きな負担がかかってしまいます。
ですので、特に気を付けるようにしましょう。
当店に通われているお客様の声
お名前:S・M様
年齢・性別:40代・女性
職業:講師
症状:首の痛み
1. 当店に来店される前はどのような症状、状況でしたか?
年に1回か2回、寝違いのような首の痛みが起こる
2. 当店に通うようになってどのような変化がありましたか?
首の痛みが治ったのはもちろん、足が原因だということがわかり、施術をしていただいてから肩や腰など体全体がスッキリしてきました。
3. 体調が改善してきて一番良かったこと、嬉しかったことは何ですか?
また首を痛めるかも・・・とビクビクする事がなくなった
まだ、子供が小さいので、体力が必要。
健康でいられるのはうれしい
4. 同じような状況でお悩みの方へメッセージをお願いします
痛みがある場所が原因でない事もあるということが勉強になりました。
どこかに痛みがあり、悩んでみえる方は一度体全体をみてもらうと良いと思います。
まとめ
いかがでしたか?
寝違いを引き起こしてしまう原因とならないための予防法は分かりましたか?
寝違いになってしまうとあまりの痛さに仕事どころか日常生活もままならなくなります。
この辛さになってしまう前にしっかりと予防をすることが大事になります。
あなたも今回お話をした予防法をしっかりと行い、辛い寝違いにならないようにしましょう。
もし、寝違いで困っている・何回も寝違いをしたことがあるという方は当店にご相談ください。
この記事を投稿した人
代表 桑原 聡
高校時代、腰の不調から足の痺れや痛みに悩んだ経験があります。
その経験を活かして同じように悩んでいる人の手助けをしたいと色々な技術を学びました。
もしあなたが辛い症状で困っているのであれば、ぜひ私に相談ください。
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